沼津市消防団第2分団紹介

Introduction


静岡県東部の中核都市である沼津市は、伊豆半島の付け根にあり駿河湾に面した43キロの海岸線を有する人口20万人ほどの街です。

 

沼津市消防団は40分団あります。消防団長をトップに北部、西部、中央、南部、戸田の5ブロック、13の方面隊で構成されています。

 

9,000余世帯の管轄区域を持つ分団から、70世帯の分団まであります。

 

私たち第2分団は中央ブロック、中央方面隊に属し、北は東海道線・沼津駅南部の商業地域から、南はアジの開きで有名な沼津港まで、東は市内を流れる狩野側から西の商業区域までの約7,000世帯が管轄区域です。

団員は、1993年の沼津市消防団活性化計画の流れの中で3個分団が統合され、スタート時40名いた団員も翌年には21名ほどになり、以降定員25名を満たしたことがなく、20173月現在17名で平均年齢49歳(市内で最高齢)です。また在籍年数も10年以上が半数以上(内20年以上が6名)おります。新入団員が年平均1名位入ってきますが、同時に辞めて行く団員が出てくるのが現状です。

 

沼津市では、30数年前から東海大地震の発生に備え単位自主防火会の発足、可搬ポンプの整備等を進めてきました。防災訓練が形骸化し、参加者も役員だけになり、ややマンネリ化していた頃、2011311日に起こった東日本大震災を機に再び防災意識が高まりましたが、現在また防災訓練参加者は減少している感じがします。

我が分団でも、独自に1995年度より、団員の協力の下今までの予算内で【防災資機材・消防機材・非常食料等】の整備を進めています。補助金等を有効に使い、団員の飲食の回数を減らし、一人でも保持できる無反動ノズル(ポンプ操法は遣りにくいですが)や、トランシーバーなど、少ない人数でも対応できる設備に変えています。

 

分団独自の災害操法を考え披露したり、自治会の防災訓練に参加し、可搬ポンプの操作方法や、消火器の使い方、ロープ結策などの指導を行っています。

 

Location

沼津市消防第二分団 静岡県沼津市錦町2-9

Impressions